フットブラシ

フットブラシの効果、お風呂での使い方、おすすめ、違いなど

フットブラシの効果

フットブラシはどうして効果があると言われているのでしょうか。

足の裏はツボがたくさん

足の裏にはツボがたくさんあると聞いたことはあるのではないでしょうか。こんな図をいろいろなところで見たことがある人も多いかと思います。

足裏反射図

出典:漢方美人

※正確には足裏のツボはツボではなく、足裏反射図と言います。

とにかくどこを押してもいい。そんなイメージさえありそうな足裏ですから、フットブラシが効果がないわけがない、と言っても過言ではないかもしれませんね。毎日のフットブラシが欠かせない理由かもしれません。

足の裏というのは歩いていると自然と地面についているわけですから、刺激自体は受けているはずです。しかし、歩き方は人によって異なります。バランスのいい人であれば足裏全体を使って歩いているわけですが、特に女性の場合ヒールを履いた日などはかなりバランスが崩れている可能性があります。そうすると足裏からの刺激というのもバランスが崩れてしまっており、ツボ(反射領域)からの刺激もバランスを欠いたものになっている可能性があるのです。

マッサージ効果

フットブラシの一番の効果はマッサージ効果です。いくら毎日歩く中で足裏が刺激されているからといっても、足の指の間までもが刺激されているわけではありません。それどころか靴や靴下によって圧迫されている状態でもありますし、湿気という意味ではあまりよろしくない、つまり蒸れた状態になっているのが足の裏、足の指の間の状態といってもいいでしょう。

そんな足裏及び足の指の間を気持ちよくマッサージできるのがフットブラシです。

足裏の角質を優しくケア

続いてフットブラシの効果として挙げられるのが足裏の角質ケアです。特に足のかかとの角質はガサガサして固くなってしまい、なかなか克服できないことも多いでしょう。ただし、気をつけたいのは、無理にはがそうとしたりしないことです。角質は栄養や水分が十分に行き渡らずにできてしまったものです。無理にはがそうとしたりすると返って悪化してしまう可能性もあります。

フットケアで角質をケアできるのは、かかとなどの角質ができている部分をマッサージし、血行を良くすることで、栄養がよく行き渡るようにするためです。決して無理に角質を取り除こうとするといったことをしないようにしましょう。

匂い対策

フットブラシをすることは臭い対策にもなります。特に足の指の間は湿気がたまりやすく匂いを発生させる最近の温床になりがちです。自分の手の指で洗うのもいいのですが、それよりもフットブラシを使ったほうがソフトなタッチ感ですし、なによりも気持ちがいいです。

フットブラシを使うとともに足の指の間を広げる運動も取り入れてあげるといいかもしれません。角質ケアのところでも述べましたが、足の健康に欠かせないのが血行です。血行が悪くなるとどうしても足の皮質の細胞分裂が弱くなり、肌の入れ替わりが鈍くなります。ターンオーバーがなくなるのは顔とかなどと一緒ですね。そうならないためにもフットブラシを使って血行を良くしたり、ふとした際には足の裏を揉んだり足の指の間に手を入れたりすることで刺激をしてみましょう。痛くない程度にやるのがポイントですね。そして帰宅したらすかさずフットブラシを使って入浴しましょう。